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認知症の両親を兄と介護

認知症の両親を兄と介護しています

 

年齢:50代 HN:黒猫あか さんの在宅介護体験談

 

両親は始め商売屋をしながら兄夫婦と一緒に住んでいましたが、兄夫婦が商売を継ぎ、両親の家から徒歩3分のあたりで店を開いていました。妹の私は夫婦で実家から車で10分程度のところに住んでいます。

 

両親は仕事がなくなり、やがて二人とも認知症の症状が出始めました。始めはやはり記憶の消失からでした。同じ質問をくりかえす。今まで使っていたものの使い方が分からなくなる。と言ったことです。

「頭を洗うのはシャンプーか?リンスか?」と聞いてくるような状態でした

父は運転が危険だという事で、兄に説得されて免許証を更新するのを辞めました。そして日がな一日テレビを見ている生活でしたが、記憶することが難しくなると見ていてもつまらないのでしょう、だんだん見なくなりました。

 

東北の震災のことも「凄い地震で大変だね」と話を向けると、「いつそんな地震があった?」と聞きながら手元の地震のことが一面に載っている新聞が置かれている。といった状態でした。

 

母の方は父の世話と言う仕事があるのでまだましだったようですが電話をかけてきて「頭を洗うのはシャンプーか?リンスか?」と聞いてくるような状態でした。

 

兄夫婦が腐心して嫌がる両親をなんとか週一でデイサービスに通わせるようにしましたが、今思うと週一では効果がそれほどみられませんでした。

認知症は何もできないのではないことを知りました

両親はなんとか二人で生活できていたため、要介護度が低く、保険を使えなかったという事と両親にはデイサービスに行きたくない気持ちが強かったので仕方ない面もありました。

 

両親ともデイの最中はうまくやっているのですが帰ってくると父は特に、ベッドで寝てばかりいるようになりました。そして父はトイレを失敗するようになり、母から兄夫婦や私にヘルプの電話が頻繁に入るようになりました。

 

兄が仕事で忙しい時は兄経由で私に応援を求める連絡が入ります。何度か父の着替えや清拭をやってみて、認知症を学べた気がします。認知症は何もかも分からないとか、何もできないのではないという事です。

 

父に「濡れたから着替えてね」と衣類を差し出しても「どれをどうするのだ?」と聞きます。なので、「まず靴下を脱いで」「パンツを脱いで」「靴下を履いて」「パンツを履いて」と一つ一つやることを言いながら衣類を渡すのです。そうすると服を自分で着替える事はできるのです。

 

母の方は父が失敗するとパニックになってしまう症状が困ることでしたので、こちらが冷静になって褒めたりなだめたりして落ち着かせることが重要でした。

 

父はそんな状態のまま衰弱が進み亡くなりましたが、徘徊や暴言暴力などもなく、介護はしやすい方だったでしょう。現在母は父の世話から解放されてパニックもなくなり、デイサービスは週三回になって少し 効果が出てきたかなと思える時もあります。

 

母はデイサービスのない日は料理も洗濯もヘルパーさんにしてもらってますます日常でできる事が減っているように感じますが兄夫婦の家に同居も帰って混乱を招くかもしれないので、今のところ一人実家で住んでもらっています。

 

 

 

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介護に関する街の声

改名で間違いワードが続出

ホームヘルパー2級から介護職員初任者研修へと改名され「覚えにくい」「難しい」との声が多くなりました。確かに覚えづらい感は否めませんね。
ここへ訪れる方も未だにホームヘルパー2級で検索されている方やその他、間違ったワードで訪れる方が跡を絶たちません。

よく間違われるワード

介護福祉士初任者研修・介護ヘルパー2級・介護ヘルパー初任者研修・介護初任者研修・介護職初任者研修・初任者研修・・・など


実はホームヘルパー2級の時も正式名称は「訪問介護員2級養成研修課程」という少々覚えにくいものでした。呼び名は「ホームヘルパー2級」でも履歴書へ書くときはこの正式名称を記入していたわけです。


介護職員初任者研修になってからはホームヘルパー2級という呼び名そのものが無くなってしまいました。呼び名は「介護職員初任者研修」、履歴書へ書くときは正式名称の介護職員初任者研修課程(修了)と記載します。


間違いワードは情報収集の妨げになる事もあるので正しい「介護職員初任者研修」という名前を覚えておきましょう。